ぎむの日記

ほぼ日記です

今好きな曲(槇原敬之編)

最近Spotifyに加入したことで、私の生活は激変した。

今までは自分から知らない曲を聴くなんてことしなかったのに、Spotifyを上手いこと使いこなせない私を横目に、Spotifyさんが曲順を勝手にシャッフルしたり知らないアルバムの曲を流したりするので少し知っている曲が増えた。こんなに毎日色んな曲を聴いていたら好きな曲が1か月おきに替わっていってしまうかもしれない。ということで、現在時点の私が好きな曲を記録しておこうと思う。

まずは槇原敬之編。

 

槇原敬之を聴いたことが無い人にまず聴かせたい編

SMILING GOLD ~THE BEST & BACKING TRACKS~

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いきなりアルバムを丸ごと紹介。このアルバムは槇原敬之ベストアルバムからさらに人気の曲をピックアップしてきたものだそうで、私が生まれて初めて槇原敬之に触れた記念すべきアルバムである。

当時、私の通っていた学校では各々の好きなアーティストへの愛を語り相手が好きなアーティストをこき下ろし口論するのが流行しており、私も是非その波に乗りたいと思っていた。しかしながら、当時のテレビを眺める限り気に入るような曲が無かったため(傲慢)両親に相談してみたところ、父のiPodを貸してくれた。その中からいくつか聴いているうちにぶち当たったのがこのアルバムである。

この世にこんな美しい声があるのかと、当時の私は夢中になった。そして、世代がちょっと上だった槇原敬之について口論できるような人が周りにおらず、私は無事に流行に乗り遅れたのであった。

このアルバムに入っている15曲全部大好きだけど、特に好きなのを無理やり1曲だけ選ぶとしたら「どうしようもない僕に天使が降りてきた」。出だしからめっちゃ良いし、サビのスイング感がたまらないし、喧嘩してもすぐ仲直りできそうな幸せな感じが良い。惚れた腫れたとか知らないお子様の頃から聴いているから、年を重ねるにつれて聴いた時の印象が変わるのも楽しい。

 

誰かにおすすめしたい編

Cicada

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これもアルバム丸ごと。

アルバムから自分の好きな曲だけピックアップしてプレイリストに分離してしまいがちだけど、このアルバムだけはこのまま、この順番のまま聴くことで魅力が10倍になる。夏の夕暮れに聴きたくなります。無理やり好きな曲を1つだけ選ぶならHAPPY DANCE。誰かにおすすめするならpoolとSTRIPE!かな。

…ちなみに「待ってたぜBABY!」はSpotifyに入って初めて知りました。初回限定盤のものらしいです。個人的には12までがCicadaだと思っている。

 

PENGUIN

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別にこんな経験があったわけでもないというかそもそも失恋の経験が無いし、誰かに「槇原敬之で一番好きな曲は?」と聞かれてもこの曲を挙げることは無いのですが、何故か何度も聴いてしまう。好き同士であっても上手くいかないことがある、それはすごく悲しいことなんだけどもうとっくに終わったことで、既にいい思い出の1つになってしまっているのが尚更切ない、そんな曲。

 

個人的に思い入れが強い編

雷が鳴る前に

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「SMILINGⅢ~THE BEST OF NORIYUKI MAKIHARA~」というアルバムをえらく気に入ってずっと聴いていたころがあり、そのうちの1曲。

まだ君の番号を頑張って覚えたばっかりで、君と電話していてもいざとなると急に照れちゃって、相手も早く言って~って笑ってて、次の雷が鳴る前に君への想いを全部言う前からもう初々しくて幸せそうじゃないですか。

アンサーソング(「この傘をたためば」)で失恋したらしいと聞いた時は膝から崩れ落ちました。でも好きです。

 

恋はめんどくさい?

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これも「SMILINGⅢ~THE BEST OF NORIYUKI MAKIHARA~」から。

ピコピコ感がカッコよくて好き。そして3:13のところの声が良すぎる。「ぎむのが選ぶ槇原敬之の1番声がいいと思うところランキング」堂々1位でございます。まあ声が良くない槇原敬之の曲なんて無いですが。

あと、めっちゃカッコいい女性コーラスの方が「Why don't you try her love, baby?」って英語で歌っててカッコいい~!って思ってたらそのままの感じで「チョッットマッタ~ァァ」って言いだしたとき、リアルにずっこけました。こっちのセリフだよ…(好きです)

実は私の半生の中でこの歌詞に共感できるところって全然ないんですけど、声と曲が好きすぎるためにここに挙げられています。

思い出したって試験でいい点とるのも部活頑張ったりしたのも全部好きでもない自分のため。大体この曲を聴いていた頃の私と言えば、引きこもってゲームばかりしてるのを心配した妹と母が部屋に突入してきたのを追い返したり、こっそりため込んでいた凄まじい点数の答案用紙を親に見つけられたり。全然試験でいい点とったり部活頑張ったりしてないな?

 

困っちゃうんだよなあ。

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またまた「SMILINGⅢ~THE BEST OF NORIYUKI MAKIHARA~」から。

カラン…という出だしからミステリアスな感じがして超カッコいい。私はこの曲と漫画デビルマンでディスコへの憧れを育んだ。正確には憧れではなく当時の盛り上がりをこの目で見てみたいという知識欲であり、一生叶うことはないんですけれども。

実はこの曲、最近聴き返したらめちゃくちゃ共感してしまったためここに挙げられています。「僕がコンパに出席 このこと自体が革命的なんです 真面目一筋なんです」ってところ、自分を「真面目だから」って型に縛りつけることによって、新しいものとの遭遇を回避するのを正当化しているのがちょっと前まで食わず嫌いだった自分と重なったけど、この曲の主人公は思い切って自分を縛るのを辞めて新しいものに飛び込んでいくのがいいなって思ったし、今までの自分を否定するんじゃなくて「君の知らないことは 僕が知ってる」っていうのが良い。

余談ですが、Spotifyを入れたので試しにこの曲のアレンジ前バージョンを聴いてみたら全然雰囲気が違っていてびっくりしました。どちらも好きです。「恋はめんどくさい?」のアレンジ前バージョンは流し始めた瞬間、なんだか情報量が多くて脳の処理が追い付かずウワァとなりました。気になる方は是非、聴いてみてください。

 

まだ生きてるよ

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天才か?いや天才なんですけれども。

これを自分の死亡説が出ているときに出すっていうのが既に天才。生きててよかった。でも飲まないでほしい。

YouTubeでPVをみた時、頭の中に?が浮かびすぎてはちきれました。サビの時だけ出てくるあの人は一体。

 

まだ見ぬ君へ

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昔「ほーんそういう考え方もあるな、いいなァ」という感想を抱いて何度か聴いていたが、恋人が出来てから聴き返すとエモいようななんともいえない気分になった。

 

番外編

We Love Mackey

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Spotifyに入って初めて聴いたアルバム。「もう恋なんてしない」の歌いだしからもう素晴らしい。特に気に入ったところは「どうしようもない僕に天使が降りてきた」のサビ。めちゃくちゃ良かったです。あの声がクっと上がるところが最高でした。誰が歌っているか気になる人は是非とも聴いてみよう。

知っている曲が新鮮な気持ちで聴けるのでとても楽しいし、どれを聴いても本当に素晴らしい。でもspotifyでは聴けない曲が多くて悲しい。しかも私の好きな曲に限って…

 

 

改めて見返してみると、槇原敬之の曲を聴いた回数は多いものの聴いた曲数はそうでもない。今好きな曲を大事にしつつ、他の曲も聴いていきたいな。